2011年04月23日

放射線について、いろいろ考えてしまいます

 福島大学では、いろいろな条件の元で放射線量を測っているそうです。放射線量は地面に近い地点でより高い値を示す、と聞きました。地上50cmと100cm、雨の日と晴れの日、乾いた地面と湿った地面、などと条件の違いで、当然のことなのでしょうが、値は違ってきます。(湿った土のある所、水のある所などでは、値は高いそうです。)なので、毎日放射線量の値が発表されていますが、福島市であっても場所によって違う値を示しているはずです。計測地点はどうやって決めているのか、などと気になってきました。
 計画的避難地域とか立ち入り禁止地域などが政府によって決められましたが、一律に原発から半径何kmの地域が対象という決め方は乱暴だと思いました。避難対象地区がきれいな円になるのがおかしい。地形や気象条件などで、放射線量は違ってくるはずです。現にいわき市や南相馬市は浜通り地方ですが、福島市より値が低いし、原発から30km以上離れている飯舘村のほうが高い値を示しています。事故直後、福島市(原発から約60km)での値は、20.00マイクロシーベルト以上でした。避難を言い出す前に、もっと肌理の細かい調査や計測をして決めるべきではないか、と思います。

 幼稚園、保育園、小学校や中学校では、屋外活動を制限される所が公表されて、文部科学省による説明会がありました。たくさんの保護者が出席したそうです。保護者たちは、放射線が今後子どもたちのの健康にどんな影響をもたらすかを心配しているのだと思います。その影響はすぐに現れるものではなくて、何十年も先の問題なのです。いつまでも不安を抱えて暮らしていかなければならないなんて...何としても少しでも早く原発事故を収束させてほしいものです。
 実は、私の住んでいる周辺が子どもたちが屋外活動を制限されている区域なのです。新聞を見たとき、「えっ~、なに、これ!」と思いました。そういえば、小学校からは子どもたちの声が聞こえてこないし、休み時間に外で遊ぶ姿も見えません。放課後も子どもたちを見かけません。春休み中は、外で遊んでいる子もいました。中学生は、校舎の廊下を走ったり、体育館でサッカーをしているとか。今年は、小学生の運動会も鼓笛パレードも中学生の体育大会も中止でしょうね。原発事故は、子どもたちの生活にも大きく影響しています。

 原発事故で放射線が漏れ出したことで、福島県は、日本のみならず世界中に名が知れてしまいました。他県に避難して行った人たちが、差別されたり、子どもがいじめられたり、車の乗り入れを拒否されたりといろいろ聞きますが、本当なのでしょうか。悲しい限りです。原発の事故では、福島県民は迷惑を被っている側なのに、なぜ差別されるのか理解できません。これも原発事故や放射線に関して正確な情報が提供されないためなのでしょう。まさか情報が操作されているなんて事は無いでしょうね? 正確な情報が示されることを望みます。


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白い雪柳と赤い木瓜の花。メリーの散歩コースの堤防にあります。人の背ほどある大きな本物の花のオブジェ。どんなことがあっても、季節が来れば、花は咲きます。


ニックネーム happycats at 01:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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